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電話線コードを使った色分類

(via richardbrath)

表題のブログ記事をかいつまんで紹介します。


色でカテゴリー分類するのは、10色程度が限界です。Colobrewer2で選べるのは最大12色。d3は20色のカラースケールを3種用意しています。

折れ線グラフでは、線のスタイルで区別をつけることができますが、破線や点線はうまく機能しません。なぜならもっとも重要な角(かど)の部分がはっきり見えないことがあるからです。

地図では、道路や線路などを、線のスタイル、グリフ(小さなシンボル)を使って区別しています。Excelでは、グリフを使った折れ線グラフを使っています。しかしグリフを多用するのも目障りで角(かど)の位置を正確に見つけられません。

さて、筆者は電話線のカラーリングをヒントに線を2色で塗り分けることを提案しています。このチャートがランダムな折れ線グラフに、25種のペアカラーを適用したものです。

https://gyazo.com/ad524be7c51832f3cdf692b9640697c1

このチャートの利点は次の通り。

  1. 折れ線の角(かど)がしっかり認識できる
  2. 50本の線がひしめきあっていますが、全体的な傾向を把握することができる(ここでは下落傾向)。
  3. 上下にあらわれる線を簡単に識別できる。

もちろんこれが最終的な解決策ではありません。そもそも50本もの折れ線グラフをつくるべきではないかもしれません。


わたしは必ずしもみやすいとは思えませんでしたが、読者のみなさんはいかがでしたか。

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